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- 寺院の業務効率化や説法の環境整備が狙い
- 仏教徒は「VNeID」でアプリ登録・利用
- オンラインお布施の機能追加も
公安省傘下の社会秩序行政管理警察局(C06)は3日、ベトナム仏教協会と協力し、僧侶・尼僧・仏教徒管理プラットフォームを発表した。仏教寺院の業務効率化やオンライン説法の環境整備、お布施管理の透明性の向上が狙い。
プラットフォームは、◇仏教徒向けアプリ、◇僧侶・尼僧管理アプリ、◇ベトナム仏教協会用の行政管理アプリの3つで構成される。
仏教徒は、ICチップ搭載の身分証明書と同等の効力を持つ電子身分証明アカウント「VNeID」で仏教徒として登録すると、ベトナム仏教協会の行政情報を閲覧したり、オンライン説法を聴いたりすることができる。
また、プラットフォームを通じて、関係者は僧侶・尼僧の認定や、出家や受戒、任命、転任などの履歴の統計・確認・管理、ベトナム仏教協会用の行政管理に関する業務を行うことが可能。
将来的には、オンラインお布施の機能が追加される見通し。
C06とベトナム仏教協会は第1弾として、北部紅河デルタ地方バクニン省と東北部地方タイグエン省で同プラットフォームを試験的に導入する。試行を経て、全国で本格的に展開する予定だ。