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- 不法滞在のベトナム人労働者3191人リスト
- 手続きしなければデポジット1億VNDを処理
- 韓国、不法滞在のベトナム人労働者最多
労働傷病兵社会省傘下の海外労働者センター(Colab)は8日、韓国政府の雇用許可(EPS)プログラムによって韓国に派遣された後、不法滞在者となったベトナム人労働者3191人のリストを公表し、所定の手続きを実施しなければ、個々が支払ったデポジットの1億VND(約61万円)を処理すると発表した。
このリストに含まれている労働者の出身地で最も多いのは、◇北中部地方タインホア省、◇同ゲアン省、◇同ハティン省、◇同クアンビン省、◇東北部地方バクザン省、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省、◇同ナムディン省。
同センターはリスト内の労働者本人、またはその代理人に対し、韓国への派遣前に戸籍を登録していた省・市の労働傷病兵社会局に連絡し、韓国での契約履行に関する情報を提供するよう求めている。
労働者がデポジットの処理に関する通知の内容に反対する場合、労働傷病兵社会局に公証済みのパスポートのコピーや、帰国計画確認書類、雇用主と締結した労働契約書、韓国の外国人身分証明書のコピーを提出する必要がある。同センターは労働傷病兵社会局を通じて書類を受理し、韓国当局と協力して審査を行う。
通知の発表から40営業日以内に労働者から連絡がなかった場合、同センターは書面でベトナム社会政策銀行(VBSP)に通知し、デポジットを処理する。
韓国は、不法滞在のベトナム人労働者が最も多い派遣市場となっている。2023年11月時点で、契約満了の期日までに帰国せずに不法滞在者となったベトナム人労働者の数は1万2245人に上り、同国に派遣されて働いているベトナム人労働者全体の26%を占めた。