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ホーチミン市タンフー区に住む1980年代生まれの男性が、結婚証明書のタトゥーを腕に入れたことが、インターネットで話題だ。
夫婦の愛の記念を刻みたかったという当事者のクアンさんによると、妻のビーさんとは、同じ中学校に通うなど少年時代からの馴染みだった。愛らしいビーさんに密かな恋心を抱いていたが、当時は告白する勇気がなかったという。
時は流れ、家族の意向もあり2人はそれぞれ別の人と結婚したものの、幸福な生活とはならず、離婚。偶然の再会を果たした際にクアンさんは、抱いていた心の内を明かした。
2018年から同棲を始めたが、結婚はしなかった。2023年にビーさんは家族とともに米国に移住。クアンさんは1人ベトナムに残ることになったが、離れていても互いの気持ちに変わりはなかったため、結婚することを決めた。
「本当の人生の伴侶を見つけることができた、という気持ちで、2人の愛の記念として、腕に結婚証明書のタトゥーを入れることに決めたんです」とクアンさん。
クアンさんによると、結婚証明書のタトゥーを入れた最大の理由は、妻に対する気持ちを示すためであり、毎日腕のタトゥーを見るたびに、元気が湧いてくるのだという。
このタトゥーを施したホーチミン市1区のタトゥースタジオの女性経営者によると、間違いの許されない細かい作業が必要だったため、施術には4~5時間かかった。このタトゥーが特別な意味のあるものだとはわかっていたが、インターネット上でこんなにも注目を集めるとは思ってもみなかったそうだ。