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- 街中を走る二本足の機械馬が話題に
- 整備士が近所の散歩用に趣味で制作
- 製作期間1か月、製作費9.1万円
ホーチミン市ビンチャイン郡在住のチャン・バン・ドゥンさん(男性・68歳)は、整備士を生業としている。同氏は以前、趣味で鉄の骨組みで機械の馬を制作。この機械馬車で近所を散歩して、コーヒーを飲みに行ったり、散髪に行ったりするのを休日の愉しみとしている。
最近、この機械馬車の動画がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿されて話題となった。機械馬は2本脚で、後方のキャビンを引いてゆっくりと走る。動力はガソリンエンジンで、機械馬は口から煙を吐く。
ドゥンさんは、機械工作を趣味としており、過去には障がいを持つ親戚のために電動三輪車も制作したことがある。テト(旧正月)前に、インターネットで機械の動物を作っている動画を観て、自分でも機械馬を作ってみようと考えた。そこから約1か月の時間と1500万VND(約9万1000円)の資金を投じて、機械馬の馬車を完成させた。
近所で機械馬を走らせていると、人々は興味津々で写真や動画を撮影した。ある人は、花嫁を迎えに行くのに使えるかと聞いてきたが、ドゥンさんは「馬は足が遅いので無理だ」と答えた。ドゥンさんは現在、機械馬の走行速度改善に向けてアップグレードを図っているところだという。