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ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は26日に開かれた定例記者会見で、ミャンマーの違法カジノで強制労働を強いられていた大勢の外国人が同国当局によって救出されたことを報告し、このうち61人がベトナム人と確認されたことを明らかにした。
駐ミャンマー・ベトナム大使館からの情報によると、ミャンマー北部国境地域にある違法カジノで、ベトナム人を含む200人近くの外国人が地元当局によって救出された。情報を受け取った外務省は、現地大使館に対し、地元当局と協力して事件の詳細と救助された人々の身元確認を急ぐよう指示した。
この結果、61人がベトナム国民であることを確認。外務省は現在、関連機関と協力して、被害者の保護と早期帰国の実現に向けた準備を進めている。
また、報道官はこの席で、緊迫化する中東情勢についても触れ、イスラエルに留まっているベトナム人の無事は確認されていると述べた。外務省は、国民に対し、不要な場合はイスラエルへの渡航を避けるよう勧告。もしイスラエルに滞在している場合は、ベトナムまたは安全な第三国に避難する準備が必要となるため、引き続き現地当局やベトナム大使館・領事館からの最新情報を収集していくよう求めている。