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情報通信省は、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)に対し、ベトナム語の大規模言語モデル(Large Language Model=LLM)とバーチャルアシスタントの開発を依頼した。
大規模言語モデルとは、大量のテキストデータやディープラーニング技術、人工知能(AI)を用いてトレーニングされた自然言語処理のモデルのこと。
同事業の一環として、データを収集・処理・ラベル付けするためのツールや、バーチャルアシスタント開発用のアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)、API経由のベトナム語LLMサービスなどの開発が行われる。
また、国家公務員と情報通信省専用のバーチャルアシスタント開発など公務員向けのサービスだけでなく、国内の機関や組織が利用できるLLMサービスも開発する。
バーチャルアシスタントはウェブサイト、ザロ公式アカウント(Zalo OA= Zalo Official Account)などベトナムで人気のあるOTTアプリに簡単統合できるよう開発を進めることが求められている。