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オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2023年版によると、ベトナムは調査対象の163か国・地域中で41位だった。ベトナムは2022年版から4つ順位を上げた。
2007年から毎年発表されているGPIは、これまでの平和、経済的価値、トレンド、平和な社会の築き方に関する包括的かつデータ主導の分析を提供するもの。世界人口の99.7%を対象とし、信頼できる情報源から得た23の質的・量的インジケーターを用いて指数を編成している。これらのインジケーターは進行中の紛争、安全と治安、軍事化の主要3分野に分類される。平和な国ほど総合点が低くなる。
ベトナムの総合点は1.745ポイント。日本は1.336ポイントで9位だった。
アジア太平洋地域でベトナムは7位。同地域のランキングは、◇1位:ニュージーランド(1.313ポイント)、◇2位:シンガポール(1.332ポイント)、◇3位:日本(1.336ポイント)、◇4位:マレーシア(1.513ポイント)、◇5位:オーストラリア(1.525ポイント)、◇6位:台湾(1.649ポイント)、◇7位:ベトナム(1.745ポイント)、◇8位:韓国(1.763ポイント)、◇9位:モンゴル(1.765ポイント)、◇10位:ラオス(1.779ポイント)の順。
ワースト5は、◇163位:アフガニスタン(3.448ポイント)、◇162位:イエメン(3.35ポイント)、◇161位:シリア(3.294ポイント)、◇160位:南スーダン(3.221ポイント)、◇159位:コンゴ(3.214ポイント)。
2023年版のトップ10は以下の通り(カッコ内は総合点)。
1位:アイスランド(1.124)
2位:デンマーク(1.31)
3位:アイルランド(1.312)
4位:ニュージーランド(1.313)
5位:オーストリア(1.316)
6位:シンガポール(1.332)
7位:ポルトガル(1.333)
8位:スロベニア(1.334)
9位:日本(1.336)
10位:スイス(1.339)