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新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会は3日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の分類レベルをこれまでの「グループA」から「グループB」に引き下げることを決定した。
新型コロナの流行以来、ベトナム国内では合わせて約1150万人の感染者が確認された。このうち、死亡者数は4万3100人で、死亡率は0.37%となっている。2023年年初から5月29日までの間に確認された感染者数は8万5493人に減少し、死亡率も0.02%に低下した。
現在、新型コロナの入院患者の割合は、他のグループBの感染症よりも低く、重症化率もデング熱や手足口病など他のグループBの感染症と同等、またはそれ以下に抑えられている。
保健省は今後、関連書類を作成して首相に提出。首相が検討した上で、新型コロナの終息宣言を決定する流れとなる。終息宣言後も、保健省は世界保健機関(WHO)の勧告やベトナム国内の流行状況を踏まえ、新型コロナの監視・管理計画を策定・実行していく。