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インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)によると、2022年6月にトラブルが発生していた光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の香港方面の支線が完全復旧した。
ただし、AAGのシンガポール方面の支線と「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」の2本ではトラブルが続いている。
ベトナムのISPが使用している光海底ケーブルは、◇AAG、◇APG、◇「シー・ミー・ウィー3(SEA-ME-WE3=SMW3)」、◇「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」、◇「イントラアジア(IA)」の5本がある。
AAGは2009年に稼働を開始したが、頻繁にトラブルが発生している。しかし、コストが低いことから、ISPの通信量の構成の中で依然としてAAGが大きな割合を占めている。
なお、新たに接続する予定の「SJC2(Southeast Asia-Japan Cable 2)」と「アジア・ダイレクト・ケーブル(Asia Direct Cable=ADC)」の2本は整備中で、2023年末から2024年初頭にかけて稼働を開始する予定。