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世界保健機関(WHO)は5日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を終了すると発表したが、一方で「新型コロナによる脅威が消え去ったわけではない」とし、引き続きの対応を各国に呼び掛けた。
緊急事態宣言終了を受けてWHOベトナム事務所は8日、新型コロナの流行の予防・制御に関する7つの勧告を発表した。
詳細は以下の通り。
◇油断することなく、医療システムの新型コロナ対応能力を維持する。
◇国家予防接種プログラム、または生涯予防接種プログラムに新型コロナウイルスワクチン接種を導入する。
◇呼吸器疾患を監視し、WHOへの報告を継続する。
◇新型コロナウイルスワクチン、診療能力とサプライチェーンを常時確保する。
◇新型コロナの対策や流行状況に関する情報周知を継続する。
◇必要に応じて適用される可能性のある新たな制限を想定した対策シナリオを更新・確保する。
◇新型コロナウイルスワクチンの改善、感染後の後遺症を研究する。