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交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、4月17日からハノイ市ノイバイ国際空港でICチップ付き身分証明書(IDカード)による生体認証を利用した搭乗手続きを試験的に導入することを承認した。
試行期間は4月17日から5月17日までの1か月間。第1旅客ターミナル(T1)の2階Cエリアの保安検査場1レーンとT1のチェックインカウンター2か所(A31・A32)で試行する。
ノイバイ国際空港は、関係機関や組織、利用客に対し、試行事業について情報周知を行わなければならない。
これに先立ち、2月から北部紅河デルタ地方ハイフォン市カットビー国際空港で、3月から東北部地方クアンニン省バンドン国際空港で、生体認証を利用した搭乗手続きが試行された。その後、CAAVは生体認証の適切な方法を策定するためとして、交通運輸省に対し、試行期間を延長するよう提案した。