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北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市にある王宮の正門「午門(Ngo Mon)」に繋がるキムトゥイ(Kim Thuy)橋の両脇に設置されていた等身大の彫像群がこのほど撤去された。
王宮を訪れた観光客がSNSに写真を投稿すると、「威圧感がある」、「遺跡の美観を損ねる」、「作者の意図が分からない」など不評の嵐だった。
フエ遺跡保存センターは13日、こうした批判的な意見を受けて彫像群を撤去した。彫像群は、遺跡の雰囲気を演出するため、同市のアーティストが制作して試験的に設置したものだったが、場にそぐわないなど否定的な声が想像以上に多かった。