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保健省および関連当局は22日、南中部沿岸地方カインホア省のIschoolニャチャン校で発生した集団食中毒についての調査会議を開いた。
カインホア省保健局によると、集団食中毒が発生した17日から22日朝までに、食中毒の症状が疑われる生徒・教師延べ684人が病院で受診した。このうち男子生徒1人が死亡、205人が現在も治療を受けており、重症者21人は回復に向かっている。
入院した患者らは学校での昼食後6~9時間が経過した時点で、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状を訴えていた。病院は人員を総動員して患者の治療に当たっている。患者たちから採取した検体を調べたところ、食中毒細菌であるサルモネラ属菌が検出された。
ニャチャン市パスツール研究所は、当日学校で出された給食のサンプルを検査しており、22日午後にも結果が出る見通し。
Ischoolニャチャン校では17日の昼食後に、数百人規模の集団食中毒が発生。体調不良を訴えた生徒が保護者に付き添われて市内の5つの病院に搬送された。20日には、外国人の父親を持つ1年生の男児が、転院先のホーチミン市第2小児病院への移送中に死亡。男児は敗血症性ショックと食中毒の診断を受けていた。