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労働傷病兵社会省とマンパワーグループ・ベトナム(ManpowerGroup Vietnam)は8日、デジタル時代における労働市場動向に関するセミナーを開催した。
業界関係者によると、2012年から2019年までの期間に毎年約150万~160万件の雇用が創出された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が拡大した2020年と2021年の2年間に創出された雇用件数は合わせて約260万件だった。
また、ベトナムには5190万人の労働者がいる。労働力はかなり大きいものの、高度なスキルを持っている労働者の割合は11.6%程度に留まっており、勤務に活用できる十分な英語力を持っている労働者の割合は5.0%に過ぎない。このため、ベトナムの労働力はタイやフィリピン、マレーシアなどの周辺諸国と比べて競争力が低いとみられている。
世界銀行(WB)によると、熟練労働者の割合が低水準を維持し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の成長に十分対応できなければ、ベトナムは2045年までに約200万件の雇用を失うことになると予想されている。
WBによると、デジタルスキルには、人々がデジタルテクノロジーにアクセスして活用できるようにするスキルや能力、知識、および作業習慣が含まれている。ベトナムでは68%の仕事でデジタルスキルが求められている。