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南中部高原地方ラムドン省警察サイバーセキュリティ・ハイテク犯罪防止警察部は22日、動画投稿プラットフォーム「ティックトック(TikTok)」で、ベトナム中部の人々を誹謗中傷した同省ダラット市在住のN・H・Mさん(23歳、東南部地方ドンナイ省出身)に1000万VND(約5万8000円)の罰金処分を科した。
Mさんは今月5日、自身のTikTokアカウントで「中部の人々についてどう思う?」というタイトルのインタビュー動画を投稿し、中部人に対する誹謗中傷を展開。
Mさんはインタビューに応じた人々のコメントを捏造する形で動画を編集し、自分も動画の中で、「中部の人々は非常にケチで小賢しい。お金は自分と家族だけのために使い、社会奉仕や国への貢献などの意識がないため、他の地域と比べて非常に開発が遅れている」と発言した。
ラムドン省警察は、今回のネット炎上騒動を重く見ており、Mさんが虚偽の情報を拡散して世間に混乱を招いたとし、行政処分を下すことを決めた。虚偽情報を流した処分としては最も重い罰金額とのこと。
ミンさんは問題の動画をティックトックだけでなく、フェイスブック(Facebook)にも投稿しており、動画が投稿された直後から、ミンさんの差別的な発言の数々に非難の声が集まっていた。