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ベトナム保健省はこのほど、5歳未満の児童に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を先送りすることを決定した。
同省は、ファム・ミン・チン首相宛てに送付した11日付の報告書の中で、5歳未満の児童に対する新型コロナウイルスワクチンの接種について、世界保健機関(WHO)の勧告と世界各国の実施状況を踏まえ、十分な科学的根拠が揃った後に判断するとした。
一方、アメリカ疾病予防管理センター(CDC) は今年6月18日に、生後6か月以上~5歳未満の児童に対するファイザー(Pfizer)、またはモデルナ(Moderna)の投与を推奨すると発表。これにより、米国は生後6か月の児童にmRNA技術のワクチンを使用することを許可した最初の国となった。