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ホーチミン市保健局は同市疾病管制センター(HCDC)に対し、25日からタンソンニャット国際空港における入国者の新型コロナウイルス検査結果(陰性結果)の確認を停止するよう指導した。
保健局は停止の理由について、「ベトナム保健省の規定に従い、すべての入国者はベトナム行きのフライトに搭乗する際に航空会社から新型コロナ検査結果の確認を受けることになっているため」と説明し、重複作業を削減する必要があるとした。
空港ではまた、健康申告の有無によって入国者を分類し、適切に対応する。健康申告を済ませた入国者は、検疫官にQRコードを提示すれば、QRコードのスキャンや情報確認を待つことなく、専用のルートで入国手続きを行うことができる。
健康申告を済ませていない乗客は、飛行機を降りてターミナルに移動する間に、通路に設置されたQRコードを使用して自ら申告を行うか、専用エリアで検疫官と航空会社のスタッフのサポートを受けて申告を行うことが可能。
南部空港局(SAA)は航空会社に対し、乗客がベトナム行きのフライトに搭乗する前に健康申告を済ませるよう案内することを引き続き指導した。
当局が措置を変更した背景には、同空港の旅客ターミナルで混雑状態が続いていたことがある。3月末以降、同空港を通じた入国者の数は急増しており、1日当たり40便で約4000~4500人が入国している。
新たな措置の適用により、25日からは同空港での混雑状態が著しく緩和している。