(C)tuoitre 写真の拡大. |
ホーチミン市警察刑事警察部(PC02)は22日、いわゆるパパ活(シュガーベイビー・シュガーダディー:sugar baby - sugar daddy)を通じた売春ルートを摘発し、元締めの22歳の女子大生を逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、ホーチミン市内の大学に通う大学1年生のブー・グエン・ニャット・ビー容疑者(タンフー区在住)。これに先立ち警察は15日、同1区にあるボニータ、ホアンハイロン1、ホアンハンロンのホテル3軒の立ち入り検査を実施し、売春行為を働いていたカップル3組の身柄を一時拘束した。その後の調べで、売春ルートの元締めとしてビー容疑者が浮上し、今回の逮捕に至った。
供述によると、同容疑者は2021年末にメッセージングアプリのザロ(Zalo)とテレグラム(Telegram)で多くのアカウントを開設し、ホーチミン市および近隣省を拠点に活動する売春目的の「パパ活」グループを結成した。会員数は約1500人いたとされている。
ビー容疑者はシュガーベイビーの情報を投稿して客に紹介。1回当たりの料金は売春婦のレベルやサービス内容に応じて300万~2500万VND(約1万6800~14万円)、一晩当たりでは600万~5000万VND(約3万3600~28万円)、一か月契約では1500万~5000万VND(約8万4000~28万円)で売春婦を斡旋。事前に売春婦の写真を見せる場合は100万VND(約5600円)を要求していた。このほか、セックスツアーも催行しており、こちらは1人当たりの参加費用が1000万~2500万VND(約5万6000~14万円)となっていた。
契約が成立すると、ビー容疑者が手数料として10~20%を受け取っていたとされ、グループ発足以降の数か月で同容疑者は2億VND(約112万円)を荒稼ぎしていた。