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ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で家族を亡くした子供たちの養育を行う「ヒーボン(Hy Vong=ベトナム語で「希望」の意味)学校」が7日から生徒の受け入れを始めたと発表した。初年度は300人を受け入れ、最終的に1000人に増やす計画だ。
ヒーボン学校は小学校・中学校・高校で構成されており、南中部沿岸地方ダナン市の技術都市区「FPTシティ・ダナン(FPT City Da Nang)」に建設された。
FPTのチュオン・ザー・ビン会長は入学した各生徒に対し、「ヒーボン学校は、学校の教員や同じ境遇の生徒たち、ヒーボン基金の出資者、FPTの社員らの愛情の家」とメッセージを送った。ビン氏は昨年9月に、ヒーボン学校を設立する考えを明らかにしていた。
同学校プロジェクト責任者のホアン・クオック・クエン氏は、「教員らは愛情と熱意で、子供たちが成長するまで常に寄り添い、支援する"親"になります」と語った。