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韓国とベトナムが外交関係樹立30周年を迎えた今年、ホーチミン市人文社会科学大学の韓国学部に初めて修士課程が新設されることとなった。
同校によると、同修士課程は9月に開校予定で、近々1期生の募集を開始する。修士課程の新設にあたっては、需要の有無を確認するための調査やセミナーを実施し、専門家からの意見を集めて開設に向けた同意を得てきたという。
これに先立ち同校は1994年、ベトナムで初めて韓国学の専攻課程を開設。2015年にはこの課程が学部へと昇格した。
その間、在ホーチミン韓国総領事館や韓国国際交流財団(KF)、韓国国際協力団(KOICA)、韓国教育院、韓国文化院といった公的機関のほか、サムスンやLG、ロッテ、ポスコなど大手企業グループからの支援を受けることで、韓国関連の研究や教育を進めてきた。現在は同学部の1期生であり、韓国のソウル大学で修士および博士課程を修了したグエン・ティ・フオン・マイ教授が率いている。