(C) nld |
ベトナムは、新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した2021年3月から2022年1月4日までに、累計1億9510万2218回分のワクチンを受領した。
保健省はこのうち1億7680万回分を113回に分けて全国に配分した。残り約1820万回分は新たに受領したばかりで、品質検査と配分の手続きを進めているところだ。
ベトナム国内のワクチンの接種状況について、4日までの全国の累計接種回数は1億5519万9486回分となり、このうち1回目が7798万7940回分、2回目が6980万3846回分、3回目が740万7700回分となっている。
18歳以上の1回目の接種率は99.7%、基本接種(ワクチンにより1~3回)の完了率は91.1%。63省・市のうち接種率が90%を下回っているのは、◇西北部地方カオバン省(89.6%)、◇西北部地方ライチャウ省(89.1%)、◇北中部地方ハティン省(89.0%)、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省(88.7%)、◇東南部地方タイニン省(88.7%)、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省(87.2%)、◇北中部地方クアンビン省(85.8%)の7省となっている。
11月から全国で始まった12~17歳の未成年者への接種では、これまでに1290万回分以上を接種し、うち1回目が約770万回分、2回目が約520万回分となっている。12~17歳の接種率は1回目が85.7%、2回目が58%となっている。