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保健省によると、これまでに新型コロナウイルスワクチンを1回以上接種した人は人口の79%、2回のワクチン接種をした人は66%に達している。世界保健機関(WHO)は、2021年末までに全ての国で人口の40%がワクチン接種を終えることを目標にしており、ベトナムはこれを大きく超えている。
18歳以上の成人に限ると、1回目のワクチン接種率は98%、2回目は86%に上る。11月からは全国で12~17歳の未成年者へのワクチン接種が始まった。現在のペースでワクチン接種を実施していけば、12月末までに18歳以上の人のほぼ全員が1回目の接種を終え、2回目の接種率も約90%に達するとみられる。
グエン・チュオン・ソン保健次官が、12月27日の「国際疫病対策の日」の機会に開かれたリスク管理の強化をテーマとした会合で発表した。ソン次官は、政府と保健省が2020年から新型コロナの感染防止に取り組んできたとし、ワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」への参加や、ワクチン生産企業との交渉、国際機関や外国とのワクチン外交など複数のチャネルで並行してワクチン調達を進めてきたと説明した。