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ハノイ市人民委員会は10月31日、同市教育訓練局の提案に同意し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として一時停止している教育施設の登校の再開を決定した。
決定によると、14日以上連続で市中感染が確認されていない18郡・町のうち、感染流行レベルがレベル1とレベル2の村・街区内の学校は、11月8日から対面授業を再開することが可能。
18郡・町は以下の通り。
+農村部(17行政区):◇ダンフオン郡、◇ザーラム郡、◇ドンアイン郡、◇チュオンミー郡、◇ホアイドゥック郡、◇バービー郡、◇ミードゥック郡、◇フックト郡、◇メーリン郡、◇ソックソン郡、◇タックタット郡、◇クオックオアイ郡、◇タインチー郡、◇トゥオンティン郡、◇タインオアイ郡、◇フースエン郡、◇ウンホア郡
+都市部(1行政区):ソンタイ町
対面授業を再開する対象者は、◇小学5年生、◇中学1年生(日本の小学6年生に相当)、◇中学4年生(日本の中学3年生に相当)、◇高校1年生、◇高校3年生。
各校は対面授業を再開するにあたり、ソーシャルディスタンスを確保するなどして新型コロナ対策を徹底しなければならない。また教員はワクチンを十分接種していなければ対面授業を行うことができない。
対面授業は半日制とし、校内では給食や飲食サービスを提供せず、生徒は自分の飲料水などを持参する。
各校は対面授業を再開した後もオンライン授業を継続し、対面とオンラインを併用して授業の最適化を図らなければならない。
なお、その他の学年は引き続きオンライン授業のみとし、保育園・幼稚園は引き続き登園を一時停止する。