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4月から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で最も深刻な影響を受けているホーチミン市は、対策強化のさなかに同市保健局長が交代となり、タン・チー・トゥオン副局長(男性・54歳)が新局長に任命された。
トゥオン氏は、9月1日に定年退職するグエン・タン・ビン保健局長(男性・60歳)の後任として昇格することになる。トゥオン氏の任期は9月1日から5年間。同氏は25日、同市人民委員会のレ・ホア・ビン副主席から任命書を手渡された。
トゥオン氏は南部メコンデルタ地方チャビン省出身で、博士の学位・准教授の肩書を有する。同市の第1小児病院の医師、科長、副院長、院長を歴任した後、2013年から同市保健局の副局長を務めてきた。