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ファム・ミン・チン首相は19日、英アストラゼネカ(AstraZeneca)のパスカル・ソリオ(Pascal Soriot)最高経営責任者(CEO)と電話で会談し、同社製の新型コロナウイルスワクチンのベトナムへの割り当て数増加について約束を取り付けた。
チン首相は、ベトナムを含め世界での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いにおけるアストラゼネカの役割と貢献を評価するとともに、ベトナム政府のワクチン接種戦略への取り組みを説明した。
チン首相は、ベトナムへのワクチン引き渡し時期の前倒しや、今すぐには使用しない国からの借り受けや譲渡について検討するよう要請。18歳未満の子どもや基礎疾患のある人、リスクの高い人向けのワクチンの契約を進めるよう促した。
ソリオCEOは、計画通りにワクチンを供給することや、8月にベトナム向けワクチンの割り当てを増やすことを約束した。また、今後ベトナム側の要請に応えられるよう全力で取り組み、ベトナムとの長期的協力関係を推進することへの希望を表明した。