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南中部沿岸地方ダナン市は7月31日午後18時より市内全域に最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置よりも、さらに厳しい措置(いわゆる首相指示第16号+)を適用する。
グエン・バン・クアン同市党委書記は30日、新型コロナの感染リスクのレベルが危険水域に入る前に手を打つ必要があるとして、感染対策強化に関する決議に署名した。ダナン市はこれまで強い責任感を持って、感染拡大を防ぐべく様々な施策を講じてきた。
しかし、一部の人々による主観的な判断で感染対策が疎かになっていた部分があり、感染路不明の市中感染が拡大している傾向があったことから、感染対策をこれまでより一層強化する決定を下した。
ダナン市では、7月31日午後18時より市内全域を対象に首相指示第16号を適用。当局の許可がある場合を除き、人と人の接触、交通の往来を制限し、一部活動は時間の制限が設けられる。地元当局は、パトロール隊を動員して違反者の摘発を強化し、厳しく罰する。
また、引き続き市内での新型コロナ検査を実施して、居住区や世帯、会社を対象とした検査を強化し、市中感染の早期発見に努める。感染者(F0)の濃厚接触者(F1)については自宅での隔離を試験的に導入する方針。
なお、ダナン市は同日、社会隔離期間中の外出に関する通行証の発行および携行に関する通達第4817号UBND-KGVXを発出した。主な内容は以下のとおり。
◇外出の際は指定フォームに従い通行証を使用すること。
◇通行証の発行・承認は以下の者が行う。
・市内の政府機関で働いている公務員、従業員については、その機関の長。
・工場、製造企業、運営が許可された企業で働いている工員及び従業員については、企業の長。
・労働機関の管理がない労働者、経営世帯については、居住する各レベルの人民委員会。
◇雇用者は運営及び従業員配置計画(従業員名簿を含める)を立て、管理下の対象者に外出の際の通行書を適切に発行する。雇用者は、労働者の管理に責任を負い、感染防止措置を遵守するなどした上で、通行証を発行する。