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保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン合計3000万回分のうち第3弾となる58万回分が9日朝、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
これに先立ち、保健省がアストラゼネカから購入したワクチンの第1弾となる11万7600回分が今年2月24日に、第2弾となる28万7600回分が5月25日に到着している。
なお、日本が無償で追加供与したアストラゼネカ製ワクチン合計約100万回分のうち第2弾となる60万回分も、同日早朝にタンソンニャット国際空港に到着した。追加供与の約100万回分のうち、第1弾の40万回分は2日にベトナムに到着した。
ベトナム政府はこれまでに、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」や政府の二国間援助、事前発注契約を通じて、アストラゼネカ製ワクチン570万回分余りを受領している。