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保健省によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により1万3082人目の感染者(男性・88歳)と1万1081人目の感染者(男性・82歳)の2人が死亡した。
新型コロナによる死者は累計72人、4月末から広がった第4波では37人となった。
1万3082人目の感染者は東北部地方バクザン省ベトイエン郡在住。高血圧を患っていた。6月13日に新型コロナ陽性となり、バクザン省総合病院に入院。6月18日に呼吸困難に陥り、バクザン精神病院の集中治療室に移った。その後も治療が続いたが、22日に死亡が確認された。死因は新型コロナによる肺炎の重症化と進行性呼吸不全の合併症、敗血症性ショック、高血圧と老衰を背景とする多臓器不全と診断された。
1万1081人目の感染者はバクザン省イエンズン郡在住。高血圧と痛風、糖尿病を患っていた。6月5日に新型コロナ陽性となり、バクザン省総合病院に入院。14日にバクザン精神病院の集中治療室に移った。その後も治療が続いたが、22日に死亡が確認された。死因は新型コロナによる肺炎の重症化と進行性呼吸不全の合併症、敗血症性ショック、高血圧と痛風、糖尿病、老衰を背景とする多臓器不全と診断された。
保健省の新型コロナに関する24日正午の発表によると、6省・市で市中感染者126人が新たに確認された。海外からの入国者1人も陽性となった。
新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市:75人、◇東南部地方ビンズオン省:27人、◇バクザン省:16人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:5人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:2人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:1人。
市中感染者のうち119人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。
午前と正午の発表を合わせると、同日の市中感染者数は9省・市の計163人。
24日正午の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万4116人となり、20日に累計1万3000人を超えてから4日間で+1000人以上増加した。死者数は+2人増えて72人となっている。