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ホーチミン市は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が拡大していることを受け、公共交通機関の運行と路上市場の営業を一時停止する方針だ。伝統的な市場については、市商工局が各区・郡に安全確保のための対策をガイダンスする。
公共交通機関については道路と内陸水路が対象となり、市内のタクシー、配車アプリによるチャーター車(自動車)、路線バス、省・市をまたぐ長距離バスの運行を一時停止する。配車アプリによるバイクタクシーとデリバリーは通常通りに活動するが、運転手は健康申告が必要となる。詳細は市交通運輸局が追って具体的なガイダンスを出す予定。
職場や学校、病院以外の公共の場に4人以上(現行5人以上)が集まることも禁止し、公共の場では人と人の距離を1.5m以上(現行2m)保つ。
市民は食料品の購入や緊急時、工場勤務、その他特別な場合を除き、外出を自粛する。
工場は稼働するが、労働者の距離を1.5m以上保ち、マスクを着用する。
外資系を含む市内の企業は、対面での業務を最小限に抑え、リモートワークに切り替える。
不要不急の会議を中止し、会議を開く必要がある場合は、当局が承認した特に重要な会議を除いて1部屋に10人以上が集まらないようにする。
なお、ホーチミン市では現在、市内全域で首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用している。この措置は29日午前0時まで継続する。