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保健省の30日午後と31日午前の発表によると、入国者、市中感染ともに新規感染例はなかった。
31日午前の時点で国内の累計感染者数は2594人。1月28日以降に確認された市中感染は13省・市の計910人で、このうち726人が北部紅河デルタ地方ハイズオン省で確認されている。
新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」から調達するワクチンの第1弾となる81万1200回分が、4月初旬にベトナムに到着する見通しだ。
ワクチンは英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製で、ハノイ市ノイバイ国際空港に到着した後は中央衛生疫学研究所に移送・保管され、保健省が配分を調整する。
当初は3月25日に第1弾の137万回分がベトナムに到着する予定だったが、供給不足により計画に遅れが生じている。コバックス・ファシリティは5月末までに、数回に分けて計400万回分以上をベトナムに配分する見込み。
なお、新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、8日から30日までに19省・市の医療従事者など4万8256人がワクチンの接種を受けた。