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保健省の12日午後から15日午前までの発表によると、北部紅河デルタ地方ハイズオン省で市中感染による新型コロナウイルス陽性患者4人が新たに見つかった。また、海外から入国した15人も陽性と判明した。
これにより、15日午前の時点で国内の累計感染者数は2554人となった。1月28日以降に確認された市中感染は13省・市の計901人で、このうち717人がハイズオン省で確認されている。
市中感染による新規感染者4人はいずれも集団感染が発生したチーリン市コンホア工業団地のベトナムポーユン電子(Vietnam POYUN Electronics)の労働者で、すでに隔離措置を受けていた。
入国者15人の中には日本人専門家1人、フィリピン人専門家1人、香港人専門家1人が含まれる。日本人専門家(2554人目の感染者、男性・46歳)は、3月10日に日本からホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着し、市内で隔離措置を受けていた。12日の検査で陽性と判明し、現在はクチ郡仮設病院で隔離されている。
なお、ベトナムでは8日に新型コロナウイルスワクチンの接種を開始し、14日午後4時までの1週間に12省・市の1万1605人の医療関係者にワクチンを接種した。
接種者の内訳は、◇ハイズオン省:7276人、◇東北部地方バクザン省:1230人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:1008人、◇ホーチミン市:774人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:312人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:205人、◇南中部高原地方ザライ省:200人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省:193人、◇ハノイ市:163人、◇南中部沿岸地方ダナン市:117人、◇南中部沿岸地方カインホア省:95人、◇西北部地方ホアビン省:32人。