イメージ画像 写真の拡大. |
韓国文化体育観光省がこのほど、ハノイ市に子ども図書館「ドリーム・プラス・ライブラリー(Dream Plus Library)」を開設した。24日、同省が明らかにした。
「ドリーム・プラス・ライブラリー」は、ホアンキエム区にあるハノイ図書館4階に位置している。広さは400m2で、年齢別に分かれた読書室と、韓国文化を体験できる韓国文化資料室を備えている。
ベトナムの図書や韓国の翻訳図書はもちろん、テレビやパソコン、プロジェクターなどマルチメディア機器を完備し、Kポップや映画、アニメーションなど韓国コンテンツを楽しめるようになっているのが特徴だ。
同省は2007年から2019年まで、開発途上国の小・中・高校生向けに計132か所の「サンキュー・スモール・ライブラリー(Thank You Small Library)」の開設を助成してきた。
これを受け継ぎ2020年から、海外の公共図書館助成を目的に支援対象と規模を拡大した「ドリーム・プラス・ライブラリー」事業を推進。同事業は海外に読書や文化に親しむ空間を設けることで、生涯学習や文化交流などの活性化を目指している。
今回ハノイ市に開設された施設が、同事業で開設された最初の図書館となった。
図書館開館後、同省は韓国映画上映会やオンラインイベントを開催するなどして同施設の認知向上に努めている。