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保健省予防医療局のダン・クアン・タン局長はこのほど開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防止に関するオンライン会議で、ベトナムでこれまでに4つの変異株が確認されたことを明らかにした。
詳細は以下の通り。
◇D614G変異株(欧州型):南中部沿岸地方ダナン市で確認
◇B.1.1.7変異株(英国型):北部紅河デルタ地方ハイズオン省で確認
◇B.1.351変異株(南アフリカ型):南アフリカから入国した南アフリカ国籍の感染者(1422人目)から確認
◇A.23.1変異株(ウガンダ・アフリカ型):ホーチミン市タンソンニャット国際空港で確認
このうち、ハイズオン省で感染が広まっている英国型は、ダナン市の欧州型よりも感染拡大のスピードが速いとみられている。
22日午前の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は累計2383人。1月28日以降に確認された市中感染は計791人で、このうち611人がハイズオン省で確認されている。
ハイズオン省では、◇チーリン市、◇カムザン郡、◇キンモン町、◇ナムサック郡、◇ハイズオン市、◇キムタイン郡が集団感染発生地域となっている。