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保健省の30日午後6時から1日午前6時までの発表によると、市中感染による新型コロナウイルス陽性患者60人が新たに見つかった。また、海外から入国した20人も陽性と判明した。これにより、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は累計1819人となった。28日以降に確認された集団感染は計240人。
市中感染による新規感染者60人の内訳は、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:31人、◇ハノイ市:13人、◇東北部地方クアンニン省:7人、◇南中部高原地方ザライ省:4人、◇西北部地方ホアビン省:2人、◇ホーチミン市:1人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:1人、◇東南部地方ビンズオン省:1人。
30日午後に発表されたホーチミン市の1人(普段はハイズオン省在住)とザライ省の2人は、ハイズオン省チーリン市で発生した集団感染により陽性となった1612人目の感染者と接触があった。さらに、ザライ省の2人と接触があった同省在住の別の2人も31日午前の発表で陽性と判明した。
30日午後に発表されたハノイ市の2人のうち1人(ナムトゥーリエム区在住)は1584人目の感染者(ハイズオン省在住)と、また別の8人(5人はナムトゥーリエム区在住、2人はドンアイン郡在住、1人はメーリン郡在住)は1694人目の感染者(ハノイ市在住)と接触があった。
30日午後に発表されたクアンニン省の4人はハイズオン省チーリン市の集団感染の陽性者と接触があった。
31日午前に発表されたバクニン省の1人(普段はハイズオン省在住)は、ハイズオン省チーリン市で発生した集団感染により陽性となった1565人目の感染者(夫)と1652人目の感染者と接触があった。
31日午前に発表されたハイズオン省の4人とホアビン省の2人、31日午後に発表されたクアンニン省の2人は、いずれもチーリン市で発生した集団感染に関連する。さらに、クアンニン省の1人の子供も陽性と判明した。
31日午後に発表されたビンズオン省の1人はフーザオ郡在住で、1644人目の感染者と接触があった。
31日午後に発表されたハイズオン省の9人のうち、5人は封鎖区域の中で感染が確認された。残る4人は同省チーリン市で発生した集団感染に関連する。
1日午前に発表されたハノイ市の2人のうち、1人はナムトゥーリエム区在住で、1723人目の感染者(ハノイ市在住)と接触があった。もう1人はカウザイ区在住で、ハイズオン省チーリン市で行われた1814人目の感染者(ハノイ市在住)の家族の結婚式に参加していた。
ハノイ市で感染が拡大していることを受けて、同市人民委員会は31日、感染防止策として市内の幼稚園、小中学校、高校などのテト(旧正月)休暇を予定よりも早い1日からとする形で臨時休校措置を講じることを発表した。同市教育訓練局によると、臨時休校中はオンライン授業を行う。ホーチミン市人民委員会も1日、2日から5日まで自宅でのオンライン授業、6日からテト休暇とすることを発表した。
両市のほか、近隣の北部紅河デルタ地方ビンフック省、同フンイエン省、同バクニン省、同ハナム省、東南部地方ビンズオン省、同バリア・ブンタウ省なども臨時休校措置を講じ、テト休暇を前倒しする。
最終更新:2021年2月1日 16:55 JST