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ベトナム現地時間25日午前1時、フィリピンの東で発達していた熱帯低気圧が台風9号(アジア名:モラヴェ、日本では台風18号)になった。
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間26日午後1時45分の時点で台風9号は南シナ海を1時間に30kmの速さで西へ進んでおり、中心気圧975hPa、中心付近の最大風速35m/s、最大瞬間風速50m/s。
このまま西に進み、28日にもベトナムの南中部沿岸地方へ到達し、29日午後にはタイへ抜けて熱帯低気圧に変わる予報となっている。ベトナムに到達する時点で、中心気圧990hPa、最大風速25m/s、最大瞬間風速35m/s、予報円の半径110kmの見通し。
これに先立ち発生した台風8号(アジア名:ソウデル、日本では台風17号)は、北中部地方ハティン省から同クアンチ省にかけての沿岸部に接近した後、ベトナム時間午前1時にトンキン湾で熱帯低気圧に変わった。
ベトナム中部では、これに先立ち発生した熱帯低気圧や台風6号(アジア名:リンファ、日本では台風15号)、台風7号(アジア名:ナンカー、日本では台風16号)、台風8号の影響に伴う豪雨により甚大な被害が出ている。