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ホーチミン市で12日、5歳の女児がYouTubeで観た「ハングマンゲーム」を真似して寝室で実際に首を吊り、死亡する事故が発生した。保護者が目を離した僅か3分間の出来事だった。
事故で死亡したのは、同市タンフー区在住のDちゃん。女児の伯母は16日、地元紙の取材に応じて、YouTubeの「ハングマンゲーム」を真似したDちゃんが12日昼に死亡したと語った。
事故発生時、両親は働きに出ており、Dちゃんは祖母と一緒に家にいた。しかし、祖母が少し目を離したすきに、Dちゃんは寝室の2段ベッドでシフォン布を使って自ら首吊りを試みたとみられる。発見時には既にDちゃんの意識はなく、家族が急いで市内の第1小児病院に連れて行ったが、4時間にわたる懸命な治療の甲斐もなく、女児は息を引き取った。
女児の伯母によると、Dちゃんは日頃からYouTubeで色々な動画を視聴しており、何度か暴力的な内容を含む動画を観ているのを家族が発見して、Dちゃんに注意したことがあるという。
なお、同市では昨年末にも、同じようにYouTubeを観て首吊りを真似した当時8歳の男児が重体に陥るという事故が発生している。