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自然災害防止中央指導委員会の18日正午ごろの発表によると、台風5号(アジア名:ノウル、日本では台風11号)が同日午前10時ごろに北中部地方クアンビン省から同トゥアティエン・フエ省にかけての地域に上陸した後、熱帯低気圧に変わった。
台風の影響により、トゥアティエン・フエ省フォンディエン郡(huyen Phong Dien)の住民1人が倒木で死亡した。また、同省の22人を含む29人が負傷し、民家計1700軒以上の屋根が吹き飛ばされた。
ベトナム国立水文気象予報センターによると、北中部地方ハティン省から南中部沿岸地方クアンガイ省にかけての地域で18日夜までに雨量100~250mm、南中部沿岸地方と南中部高原地方の北部でも雨量50~100mmの大雨となる見通し。
また、20日にかけては北部紅河デルタ地方、北中部地方タインホア省、同ゲアン省で雨量100~150mmの大雨が降ると予測されている。