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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第2波の震源地となった南中部沿岸地方ダナン市では14日、同市警察が同市に繋がる各ルートに設置されていた検問所を撤去するよう求める内容の緊急公電を関連機関宛てに送信した。
同市警察は新型コロナの第2波への対策として、7月31日から同市の玄関口に検問所を設置し、出入域を制限していた。1か月半ぶりの撤去となる。
これにより、検問所で任務に当たっていた交通警察、機動警察、郡・区警察も撤収することになる。
これに併せ、同市警察は出入域制限の解除後も新型コロナウイルス流行地域からの入域者に迅速に対応するため、郡・区警察に対し、エリア担当警察官(社会秩序行政管理警察官)をはじめとする街区・村レベルの警察が管轄地域内に住むベトナム人と外国人の出入りを把握・管理することを指導するよう求めた。
同市では7月25日から9月15日午前までの間に389人の感染者が確認され、うち31人が死亡した。
なお、ベトナム全国では15日午前の時点で13日間続けて市中感染者が確認されていない。感染者1063人中926人が回復している。