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交通運輸省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第2波の震源地となった南中部沿岸地方ダナン市を出発する公共交通機関に適用してきたソーシャルディスタンス(社会的距離)に関する制限を13日午後2時より解除した。
グエン・スアン・フック首相はこれに先立つ11日に開かれた新型コロナウイルス感染症対策に関する会合で、第2波が収束している現状を踏まえ、対策を継続すると同時に経済復興にも注力することの必要性を強調した。
ダナン発の公共交通機関に対するソーシャルディスタンス制限の解除は、首相の方針に沿ったもの。
これにより、航空機や鉄道などの公共交通機関は、座席数を本来の100%に設定することが可能となり、業績改善が期待される。
なお、制限は解除するものの、公共交通機関を利用する際には、距離の確保や手洗い、健康申告、マスク着用を徹底し、飲食やコミュニケーションも控えなければならない。
一方、公共交通機関も機体・車体の表面を出発前と到着後の2回消毒を行わなければならない。