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東北部地方タイグエン省のタイグエン科学大学(TNUS)とタイグエン中央病院から成るコンソーシアムは、新型コロナウイルス検査キットの開発に成功した。同省人民委員会が18日に明らかにした。
同コンソーシアムが開発したのはリアルタイムPCR法の検査キットで、国内の機関・組織が開発した4種類目のPCR検査キットとなり、地方自治体が開発を推進する新型コロナウイルス検査キットとしては国内初となる。
検査の所要時間は60~75分で、従来製品と比べて25~30分短いが、検査の精度は100%に達する。価格は従来製品を▲15~30%下回る。
タイグエン省当局は有力な企業を選定し、技術を移転し大量生産を委託する計画だ。
なお、同コンソーシアムとは別に、国内ではベトアー(Viet A)、薬用化粧品・機能性食品大手サオタイズオン(Sao Thai Duong)、ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンメック幹細胞遺伝子工学研究所(VRISG)も新型コロナ検査キットの開発に成功しており、既に大量生産が可能となっている。