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携帯通信最大手の国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は18日、グエン・スアン・フック首相や保健省トップの立会いのもと、オンライン診療プラットフォームの発表式典を開催し試験導入した。
発表式典で行われたデモンストレーションでは、ハノイ医科大学内の管制センターが、◇ムオンクオン郡総合病院(西北部地方ラオカイ省ムオンクオン郡=huyen Muong Khuong)、◇ハティン市総合病院(北中部地方ハティン省)、◇クアンチャック村医療センター(北中部地方タインホア省クアンスオン郡クアンチャック村=xa Quang Trach, huyen Quang Xuong)、◇クアンチャック村カウドン村落(thon Cau Dong)の患者宅、◇ハノイ市の患者宅と接続し、診療を行った。
このオンライン診療プラットフォームは、遠隔地の人々が管制センターの国内トップクラスの医師の診療を受けたり、郡レベルの病院が相談して意見を仰いだりすることを可能とし、上層部の病院の混雑状態の緩和にも貢献するものと期待される。
フック首相は保健省に対し、同プラットフォームの導入実績を踏まえた上で全国に拡大するよう指導した。