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英国で2019年10月23日にベルギーより到着した冷凍コンテナ内から39人のベトナム人の遺体が見つかった事件で、トラックを運転していた北アイルランド出身の運転手が8日、ロンドンで開かれたオンライン裁判で過失致死傷罪を認めた。
運転手のモーリス・ロビンソン=Maurice Robinson被告(男・25歳)は、ベトナム人らがコンテナ内で死んでいるのを発見し警察に通報しており、事件発生直後に逮捕されて捜査を受けていた。なお、同被告は以前に行われた裁判で、不法入国ほう助については罪を認めている。
今回の裁判には別の被告4人も出廷。ゲオルゲ・ニカ=Gheorghe Nica(43歳)とアレクサンドル・オヴィディウ・ハンガ=Alexandru-Ovidiu Hanga(27歳)の被告2人は、殺人や不法入国ほう助などの罪に問われているが、依然として否認している。
クリストファー・ケネディ=Christopher Kennedy被告(23歳)も不法入国ほう助の罪を認めておらず、バレンティン・カロタ=Valentin Calota被告(37歳)は罪状について黙秘を続けている。