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ホーチミン市人民裁判所は5日、売春婦らともに客の携帯電話などを盗んだとして窃盗罪に問われていた被告らに禁固刑を言い渡した。
このうち、主犯格のリー・フオン・ヴィ被告(男・44歳)には禁固3年6か月の判決が下された。同被告の実弟のリー・ゴック・ザン被告(39歳)および共犯の4人には、それぞれ2~3年の禁固刑が言い渡された。
起訴状によると、ヴィ被告は2018年10月に弟のザン被告らとともに窃盗グループを作り、10人ほどの売春婦と協力して客を馴染みのホテルに連れて行っては、金品の窃盗を繰り返していた。
窃盗グループは夜な夜な駐輪場に集まった後、ホックモン郡を走る国道1A号線に売春婦らを配置。売春婦が客と交渉してホテルに入ると、窃盗グループは客が入った隣の部屋にスタンバイ。客のスキをついて部屋に忍び込み、金品を奪っていたが、2019年5月25日に窃盗団のメンバーが現行犯逮捕され、その後、主犯格のヴィ被告も捕まった。
なお、供述によると、窃盗グループが客から盗んだ携帯電話は約700台にも上るという。