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ホーチミン市では14日朝から正午ごろまで市内上空を薄ぼんやりとした煙霧が覆った。大気汚染濃度に関するデータを提供するアプリケーションの「エアビジュアル(AirVisual)」によると、この時間帯の同市の空気質指数(AQI)は、集計している世界の約90都市の大気汚染状況でワースト4位だった。
14日午前8時時点におけるホーチミン市内のAQIは平均で178。AQIは6段階の評価で、指数が100を超過すると敏感なグループにとって健康に影響が生じるレベルとされ、178は6段階中4段階目となる「151~200:健康に良くないレベル」に含まれる。
市内で特にAQIが高かったのは、2区、ビンタイン区、ホックモン郡など。このうち、ホックモン郡スアントイドン村(ap Xuan Thoi Dong, huyen Hoc Mon)とビンタイン区タインダー半島(ban dao Thanh Da)は225で最もAQIが高かった。
正午ごろになって気温が上がってきても、空は依然として分厚い煙霧に覆われていたが、ホーチミン市がAQIのワースト4に入ったのは一時的なもので、昼以降はワースト10からも姿を消した。