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ベトナム戦争中に交際しその後生き別れとなっていた元米軍兵の米国人男性とベトナム人女性が12日、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港で50年振りの再会を果たした。1969年に東南部地方ドンナイ省ビエンホア市のロンビン基地に駐留していたケン・リージンさん(71歳)と、基地内のクラブで働いていたトゥイ・ランさん(本名:ブー・ティ・ビン、67歳)だ。
ケンさんがフェイスブック(Facebook)上にあるドンナイ省のコミュニティグループに投稿したことがきっかけとなって、2人は連絡を取り合うようになった。ランさんは来年のテト(旧正月)に米国在住の妹を訪ねる予定があり、その時に会うことを提案したが、ケンさんは1日も早く会いたいと渡越した。
半世紀を経た再会に2人は抱き合い、嬉し涙を流した。ケンさんは、当時した必ず戻ってくるとの約束をもっと早く実現できなかったことを謝罪。軍服のような青いシャツを来ているのは、ランさんに50年前のイメージを思い出してもらうため、と話した。
ランさんは空港に一緒に出迎えに来た家族をケンさんに紹介し、ランさん家族が住むビエンホア市に向かった。今後は旅行などを楽しむ予定という。