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ハノイ市ロンビエン区のイオンモール・ロンビエンで12日、2018年から毎年12月12日を「ベトナムフォーの日」と制定する制定式が執り行われ、ベトナム知的財産局の副局長からトゥオイチェー紙のレ・テー・チュー編集長へ認定証が授与された。
式典では、フォーに関連する職業の人々や料理研究家、フォーの愛食家などらがフォーにまつわるエピソードを紹介した。
エースコックベトナム(Acecook Viet Nam=ACV)の梶原潤一社長は、1993年に合弁会社の設立に向けた視察のためベトナムを訪れて以来、25年にわたりフォーに携わってきており、合弁会社の設立プロジェクトのメンバーとして、ベトナムの人々の食品の嗜好を研究してきた。そのなかで、ベトナム人の友人に「ベトナムの食を研究するならフォーを食べなければ」とアドバイスされて食べたその日から、フォーに魅了されたという。
梶原社長は「フォーは見て美味しく、その香りに澄んだスープに麺や肉がうまく調和し、栄養バランスにも優れています。フォーは素晴らしい料理です。フォーはベトナム人が自国の料理として自信を持って世界へ紹介できる、そんな料理です」と語った。
この日、トゥオイチェー紙主催のフォーをテーマにした2つの記事コンテスト「フォーの記憶」と「フォーの日への発展の沿革」の授賞式も開催された。「フォーの記憶」では1000本を超える記事の応募の中から、1位~3位に5本、奨励賞に13本の合計18本が選ばれた。「フォーの日への発展の沿革」では、1位~3位に合計5本が入賞した。