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ホーチミン市1区の歩行者通りグエンフエ通りにあるレストランでは、同市で初めて店員として「ロボット」を導入し、サービスを提供している。ロボットは、「人間」の店員と同じように客に挨拶をしたり、メニューを紹介したり給仕をしたりする。
このロボットは、市内の大学に通う大学院生チームが設計したもの。チームの代表のフイさんによると、2014年からアイデアをあたため、研究と開発に4年を要したという。今回導入したロボットは試作品の2代目だ。
チームのメンバーは10人余り。プログラミングから外見の設計まで各々がそれぞれ異なる仕事を担当している。ロボットは身長1m65cm、体重45kgで、必要に応じてカスタマイズすることもできる。
このレストランのマネージャーによると、今後は別の支店でもロボットを導入していくという。制作チームは、引き続き客からのフィードバックを受けて、よりスムーズに動くロボットを作る計画だ。
世界の多くのレストランや空港では既にサービスの提供にロボットを導入しているが、ベトナムではまだ目新しい。ホーチミン市のレストランに先立ち、ハノイ市ハイバーチュン区ラックチュン通り98番地(98 Lac Trung St., Hai Ba Trung Dist., Ha Noi)のカフェが店員としてロボットを導入し、多くの人々の注目を集めている。