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日本とベトナムの経済連携協定(EPA)に基づき日本がベトナムから受け入れる看護師・介護福祉士候補の第4期生204人が24日、日本へ向けてベトナムを発つ。労働傷病兵社会省海外労働管理局と在ベトナム日本国大使館、アークアカデミー(ARC Academy)は23日午前、ハノイ市で壮行会を開催した。
今回日本に入国する204人は、ベトナム国内で1年間の日本語研修を受講し、日本語能力試験でN3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができるレベル)以上を取得したメンバーだ。
第4期生は日本入国後、日本語研修および看護・介護導入研修を経て、全国の受け入れ病院・介護施設での就労を開始する。看護師候補は最長3年間、介護福祉士候補は最長4年間日本に滞在し、国家試験の合格を目指す。
2012年から現在までに日本が受け入れた看護師・介護福祉士候補の第1~3期生の数は合わせて470人に上る。2015年3月には第1期生の1人が看護師国家試験に合格し、初のベトナム人看護師が誕生。2016年3月には14人が、2017年には更に15人が合格している。