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2014年2月にアプリストアから削除された、スマートフォン向け大人気ゲームアプリ「Flappy Bird」が、ギネスワールドレコーズ(Guinness World Records)の2016年版で「世界一」に認定された。17日、開発者のグエン・ハー・ドン(Nguyen Ha Dong)氏自らフェイスブック(Facebook)ページで明らかにした。
それによると、「Flappy Bird」は、「アップル(Apple)アプリストアのチャートでトップに立ってから削除された初めてのアプリ(First app to be withdrawn after topping the Apple App Store chart)」として世界一に認定されたという。
前例のない珍奇なカテゴリーでの認定となったが、ドン氏は「これも人生での成果の1つ」と喜びを表した。
「Flappy Bird」は、ドン氏率いるスマートフォン向けビットサイズゲーム開発スタジオのドットギア社(.GEARS、南中部沿岸地方ダナン市)が2013年5月にリリースしたもの。一度病みつきになると仕事や食事も忘れるほどの中毒性があり、ユーザーから苦情が寄せられたため、2014年2月にドン氏がアプリストアから削除した。
削除までの約10か月間で、世界でのダウンロード数は5000万件を超えたほか、広告収入は1日平均5万USD(約585万円)にも上ったとされる。特にドン氏が削除をツイッター(Twitter)で公表してから削除されるまでの22時間のダウンロード数は1000万件だったという。