(C)Tuoi tre,Nguyen Khanh、グエン・ドゥック・キエン被告 写真の拡大. |
ベトナム最大の民間商業銀行の一つ、アジアコマーシャル銀行[ACB]の創業者グエン・ドゥック・キエン被告が違法経営事件に関与し、国家の経済管理規定に意図的に違反した罪などに問われていた控訴審で、最高人民裁判所は15日、キエン被告に対する一審の判決を支持する判決を言い渡した。
キエン被告は一審で、違法経営罪で禁固1年8か月、脱税罪で禁固6年6か月、詐欺罪で禁固20年、国家の経済管理規定に意図的に違反した罪で禁固18年、併合罪として有期刑の上限である禁固30年の判決を受けていた。また脱税の罰金として750億VND(約4億1000万円)の支払いを命じられていた。
裁判所は、ACB取締役会元副会長のレ・ブー・キー被告に対してのみ減刑を認め、禁固4年とした。他の4人の被告については一審判決を支持し、禁固2~8年の判決を言い渡した。